室内の日当たりをチェックする時のポイント

賃貸物件はインターネットや雑誌に掲載されている情報だけではわからない点もいくつかあります。中でも重要となるのが日当たりです。日中の時間帯に室内にどの程度日が当たるかについては、物件情報からでは正確に判断することはできません。内見を通して自分の目で確認することが基本になります。日当たりの確認をする時は、頭の中でシミュレーションをすることを忘れてはいけません。内見時の何もない状態と引越し後に家具などを配置した時とでは、屋外からの光の入り方が異なります。特に日が当たる窓際に家具を配置すると、高さの分だけ日陰ができることになるので、イメージより暗い印象になるケースも少なくありません。引越し後のレイアウトを想定して確認をすることが後悔を避けるコツです。

風通しがもたらす生活への影響

物件の内見で意外と見落としがちなポイントに風通しがあります。室内に入った時点で日当たりが良いことが確認できたので、窓を開けずに内見を終わらせてしまう人も多いのが実情です。物件の日当たりと風通しは必ずしも比例するとは限りません。1日を通して日差しが取り込まれる部屋でも、隣接する建物との距離が近過ぎて全く風が入らないというケースもあります。風通しの悪さは、湿気の停滞やカビの発生に繋がる原因の一つです。リビングなど家での利用頻度が高い部屋の風通しが悪いと、ストレスが溜まるだけでなく健康に悪影響を及ぼす可能性が高くなります。内見時は全ての部屋の窓を開けて、風の通り道を確認しておくことを忘れてはいけません。